2012年7月18日水曜日

MPSoC2012で講演

7月9日~13日の間、カナダのケベック州モンテベロで開催されたMPSoC2012に参加してきました。去年に続き5回目の参加、3回目の発表です。MPSoCの講演はすべて招待ベースで、比較的シニアな研究者(大学でいうと准教授以上)が将来の研究の方向性を議論する会議です。特定の研究成果に関する講演は少なく、研究の方向性を示唆する発表をする講演者が多いのですが、私は毎回特定の研究ネタ(小ネタ)を発表しています。昨年はスクラッチパッドメモリの管理技術の講演をし、今年はその拡張という位置づけでGuさんが取り組んでいるループキャッシュの話をしました。小ネタのつもりでしたが、意外と興味を持ってくれた人が多く、数人の方から質問をもらいました。ARMのJohnさんにコメントしてもらえて感激でした。「一般性が無いんじゃないの?」という感じのネガティブなコメントでしたが。。。発表スライドは近日中に研究活動のページにアップします。
ところで、国際会議に参加すると日本人はいつも日本人同士でつるんでいます。そのことは外国人は皆感じているようで、TensilicaのChrisさんは「日本人はいつも日本人同士で集まるね」と言っていました。Chrisさんは「Italians also get together, many French do similar. But Germans hate to get together」と言っていました。だから結果的にドイツ人は非英語圏にも関わらず皆英語が上手です。日本人も見習わないといけないです。私は国際会議では日本人同士でつるまないように心掛けています。

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