2011年11月30日水曜日

日中異分野交流研究会に参加

11月26日と27日の二日間、中国の海南島で開催された「省エネ技術に関する日中異分野交流研究会」に参加しました。グリーンエコノミクス、グリーンIT、グリーンシティ、グリーンエネルギー、グリーンシステム、社会インフラのグリーン化の分野から日中合わせて15人の若手研究者が招聘され、一堂に会してみっちり議論しました。会議が始まる前は、そもそも議論になるのかと心配しましたが、参加者皆さんが非常に議論慣れしているのと、異分野交流慣れしていたので非常に有意義な議論が出来、とても勉強になりました。日本の多くの技術改革が産業界主導で行われてきたのに対し、中国の場合は政府主導なので非常に迅速に技術改革が進んでいるようです。善し悪しありますが、グリーンテクノロジに関しては、産業界にとってのメリットが少ない事柄が多いので、日本にもトップダウンの方針と政府の補助が必要ではないかと感じました。1年半前の2010年5月にも日中韓の若手異分野交流会が済州島で開催され、その時には、鳩山元首相、李明博大統領、温家宝首相と握手をする機会が設けられていたので、今回も同様のことを期待していましたが、今回は何も無しでした。少し残念。